日本のダークファンタジー「少女椿」の感想

日本のダークファンタジーとよばれる「少女椿」は、浪花清雲作の街頭紙芝居に脚色を加えたもので、母子家庭の貧しい少女が苦難を乗り越えて幸せになっていくのを描いたものになります。

ただ、この少女椿の漫画版は怪奇性にとんだ作風で終始暗い雰囲気が漂い、結末も後味の悪いものになっているので見る人を選びます。

この少女椿、漫画版がアニメとして放送されたこともあり、実写化された中村里砂主演の「少女椿」とともに見ることにしました。

アニメ版の少女椿は漫画版とそう相違なく内容も漫画に近い内容で楽しめました。

またキャラクターが色づくことで独特の昭和の香りを漂わせてくる作品でした。

主人公のみどりにとってターニングポイントとなる出来事も隠すとことなく描写されていました。

そしてつい最近、DVD版としてレンタル開始となった実写版「少女椿」

以前みた「ライチ☆光クラブ」の実写映画のクオリティが想像以上に良かったため期待してみました。

しかし、思っていた少女椿とはまた違った世界観でした。

昭和なのか現代なのかわからない時代設定と原宿センスの服たち。

デコトラを走らせ営業にまわる「赤猫座」・・・・。

わたしの望んでいた世界観とはまた違った作品に仕上がっていました。

ただ、中村里砂さんやヴィジュアル系バンドの武瑠などが出演しており、出てくる待ち人たちの服装もとても原宿系・・・

はぐくみオリゴ 効果みたいに原宿文化やファッションが好きな方たちは、受け入れ安いんじゃないかと思いました。

ただ、ワンダー正光の不遇というか最後の報われない感じがまた漫画とは違った後味の悪さを残して面白かったんじゃないかと思います。

自分の頭の中のふるい少女椿を捨て、また新しいものとしてみるのもいいんじゃないかと思います。